歴史編

21企業ブランディングとメッセージの発信
お客様と社員の「かなえたいを、協える。」会社をめざして
企業メッセージ「かなえたいを、協える。」

1971年に創業した当社には社是・社訓というものがまだ存在せず、「未来をめざす 名鉄協商」というキャッチフレーズを長らく内外に発信していた。社員一人一人が事業にチャレンジして今日の当社を築き上げたことから、「未来をめざす」はいまも社員の心の中のキャッチフレーズなのかもしれない。

2008年に発表された企業理念は「信・真・新」。行動をするときに「信頼関係を大切にしているか」「真実かどうか」「新しいことに挑戦しているか」を問いかける、社員に向けたメッセージである。

13年度のビジョンとして発表されたメッセージは「ザ・協商」。名鉄グループの中核商事会社をめざすことを示した言葉で、社員のみならず、名鉄グループに向けたメッセージともいえる。

そして16年、新たな企業メッセージが発表された。それは「かなえたいを、協える」。 (以下全文)

「協える」と書いて「かなえる」。
「協」には、力をあわせる、共にする、話し合って物事をまとめるなどの意味があります。
私たちの使命は、法人から個人までお客様とビジネスの課題や夢について語り合い、力をあわせて実現すること。
まさに協える仕事です。
71年、レンタカー会社として産声をあげた私たちの会社は、パーキング、カーリース、商品販売、店舗・貸ビルなどへ事業領域を拡げ、名鉄グループの中核を担う商社へと成長しました。
私たちのビジネスに垣根はありません。お客様の「かなえたい」という願いがあるところ、そこが私たちの「商い」の現場です。
かなえたいを、協える。名鉄協商です。

かなえたいを、協える――これは社員のみならず顧客、協力会社、株主、地域社会など、会社を取り巻く多くの人たちに共感してもらい、信頼を寄せてもらうことをめざす名鉄協商の企業ブランディングなのである。

名鉄協商企業理念「信 真 新」
名鉄グループの中核会社を目指す言葉「ザ・協商」
名古屋市営地下鉄車内に掲出していた社名広告
(1990年代)