歴史編

23事業所の歩み
関東へ、関西へ事業エリア拡大中
左-関東支社が入居するPMO日本橋三越前ビル
右-関西支社が入居するニッセイ新大阪南口ビル

名古屋を本社として東海エリアを中心に営業拠点を広げていった当社は、1980年代には関東と関西に進出した。

関東進出の第一歩となったのはカーリース部門。東京での開発・販売促進を目的に86年、東京営業所を開設した(東京都中央区銀座)。しかし5年後の91年、金利負担増や車両メンテナンス費の上昇、中古車市場の低迷などに対する効率化・合理化のために一旦撤退している。2016年、オリンピック開催や本社機能移転の一極集中が進み、今後も活況が見込まれる東京での法人営業・カーリース・パーキングの3事業の営業拠点として、名鉄東京センター内に関東支社を開設(東京都中央区日本橋茅場町)。翌年には充実した環境を求めて日本橋本町に移転し新たなスタートを切った。

関西への進出もカーリース事業から始まった。東京営業所に続いて86年に大阪営業所を開設(大阪市淀川区西中島)。92年には大阪営業所は大阪支店に昇格となった。一方、パーキング部門でも2012年に大阪営業部を開設している。大阪支店は13年に大阪支社に昇格し、16年に同じ淀川区西中島の別のビルに移転し、さらに営業エリアの拡大に合わせて大阪支社を関西支社に変更。現在では、法人営業・カーリース・パーキングの3事業の営業拠点となっている。

関東・関西以外にも名鉄協商のネットワークは各地に広がっていった。05年、カーリース岐阜支店(岐阜市清住町)を開設。07年にカーリース・駐車場の2つの営業を行う北陸支店(金沢市本町)を開設。そして12年には駐車場事業の静岡市・浜松市へのエリア拡大に伴い、東海営業部として静岡支店(静岡市葵区御幸町)を開設した。

さらに、関東では18年にM&Aで(株)セイガンより譲受した東京・多摩地区の駐車場(約130カ所)を運営する名鉄協商パーキングWEST(株)を19年に吸収合併し、西東京支店(東京都小平市小川町)を開設している。

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